2014.01.18  むつかしいな・・・



私が 分譲マンションの会社を早期退職し しばらくの充電期間をえて

今の “地盤調査・地盤改良(補強)工事”に携わり 約5年が経過しております。

前職の会社では 地盤改良工事の工法として “砕石パイル工法” しか

取扱いができませんでした。“砕石パイル工法” 自体は 東日本大震災及び液状化

にても被害が他の工法に比べて少なかったと立証されました様に 

非常に優れた地盤改良工法だと 今でも思っております。

只、一戸建て新築住宅及び分譲マンションに長く携わってきた 私としては

“砕石パイル工法”のみでは 擁壁構築に伴う新規盛り土の転圧不足に起因する

地盤改良工事の計画の際に限界があるとも感じております。

造成完了後、直近にて新築住宅を計画をされる場合

新規盛り土の荷重と新築建物の荷重を考慮しますと圧密沈下が想定され やはり

何らかの支持層にて支えて 新築建物の安全性を確保する必要性があります。

その場合 「鋼管杭工法」・「環境パイル工法」・「セメント柱状改良工法」等が

検討されると思われます。

私は このケースにて その建設現場の土質・腐植土の可能性の有無・

地下水の有無・搬入経路等を考慮しまして

その都度適していると思われる工法を提案させて頂いております。

只、残念なことに 以前にも述べましたが 他社が調査された調査報告書の

調査データー等に若干頭を傾げるケースが最近多くなっております。

地形とかと 調査データーの整合性がとれておらず 必要支持力の層が明確に読めない

場合があります。その場合安全性を考慮しまして 長い杭長の設定となり

予算が膨らむケースとなっております。

これは 住宅を計画される施主(エンドユーザー)の方にも 又 住宅会社(工務店)

の方にも不幸なことと思っております。

只、今の弊社の規模が小さく 私の目が行き届くからそう云えるのですが。

やはり何の業種(仕事)でも 社員の人数が多くなると 難しくなるのが

現実だと思います。

それを乗り越えてこそ 長く世の中に必要とされる企業になるのですが・・・。