2013.12.10  揺り戻し ?ー2



10/19日のブログ「揺り戻し ?」にて 直近の 一戸建て住宅新築計画に伴う

地盤調査~地盤判定(解析)~地盤保証の 流れ、傾向について 私の思いを

述べさせて頂きましたが 若干補足させて頂きます。

最近の地盤判定(解析)の傾向としまして 私が現地踏査して自社及び他社の

地盤調査報告書のデーターと照らし合わせても あまり芳しくない状況でも

「地盤改良(補強)工事又は一部地業補強工事を施工しなくて 直接基礎にて

地盤保証」と云う様な 解析(判定)がでるケースを度々見る様になりました。

当然 このケースの場合、住宅会社(工務店)の方へは 私の見解を詳しく説明

させて頂いて なお且つ 最小の費用で済む提案をさせて頂いておりますが

時には「地盤保証が受けられる様になっているので今回は そちらの直接基礎の

判定(解析)を採用したい」との結論になるケースがあります。

ここで少し判って頂きたいのは 「確かに 地盤保証はつくかもしれませんが

免責事項があります」と云う事です。

地震による免責だけではなく 余り知られていないと思いますが 

地盤保証の免責事項には 例えば 擁壁がずれて建物が引っ張られた場合や

周辺の環境が大きく変わり(学校の建て替え や 空き地に大きな建物が建ち

地下水が大きく変動した場合等のケース)場合の それによる不同沈下は

免責事項に当てはめている保証内容の会社が多いと 私は今の処判断しています。

又、その地盤保証会社が良心的で 前述のケースにても 免責とせず

保証が下りたとしても 実際に不同沈下をすればその不同沈下を修正しないと

住み辛いため 沈下修正の工事をすることになり 費用は保証会社が

負担してくれても 施主の方は一旦 仮住まいをされて大変な思いをされ

又、建築された住宅会社(工務店)の方の信用・評判も噂されるようになる筈です。

長く 一戸建て住宅&分譲マンションに携わり そして この地盤業界に携わっている

私としましては 地盤調査~解析(判定)~地盤保証の一連の流れは

新築される施主(エンドユーザー)の方も 建築される住宅会社(工務店)の方も

“安全な地盤な上に住宅を建築し 安心して生活をした

い。 只、無駄な・過剰な地盤改良工事の出費は避けたい”


が本音だと思っております。

くどい様ですが 過剰な地盤改良工事はなくすべきです!

只、安全な地盤かどうか又不安があるケースでは その対策が施されているか

今一度 第三者へ相談される事を望みます。

他の同業者の経営者の方にも 同じ想いの方がおられますので 

“早くこの輪を広げたい” 

が 私の今の心境ですが・・・。