私が 小学生の頃 角島の実家では 半農・半漁のかたわら “ 特牛牛 ” を
飼育しておりまして 朝 牧場に放牧につれて行き 夕方 牧場からつれて帰る
日々でした。夕方 つれて帰るのが 私の役目でしたが
親牛は繋がれているので支障はありませんが 子牛は ヒモがありませんので
誘導がとても難しかったです。まだ遊び足りないと なかなか帰ろうとせず。
その時 時間を待つ際に 牧場に座って “ 角島の海に落ちる夕日 ” を
いつも見ていました。
“ あの夕日が沈む先には どの様な世界があるのだろう ? ”
いつも感じていた この想いが 私の人生の岐路でした。
婿養子にきた 父としては(当然 母もですが) 子供は跡を継ぐものとしてしか
考えておらず またその様な教えでした。
それから 約50年・・・。
その選択が良かった か 否か は 別として やはり 父母には
父母が望む道を進まず 申し訳なかった想いと その選択を
最後には許してくれた 感謝の想いです。
人生の終盤にかかろうとしている 今 次世代の若者に託せること
託すべきこと を確立したいと強く思っております。
話は変わりますが 最近興味深い連載の紹介です。
一読の価値があると思います。